小説の新しい始め方

この間友人から、本を読んでみようと思うんだけど、どんな小説を選んだら良いのかわからないという相談を受けました。私は本をよく読む方なのでよく色んな友人におすすめは無いか聞かれるんですが、その子の場合は今までまったくと言っていい程本を読む子では無かったのでちょっと悩んでしまいました。読むといっても漫画をたまに読むくらいでアニメが大好きな子なのでライトノベルを進めてみたんですが、もう既に試した挙句、1ページの文字の多さを見ただけで読むのに疲れてしまったらしいです(^^;)そこで携帯小説をすすめてみました。携帯小説だったら作品によってはそんなに堅苦しい文章では無いので活字が苦手な人でも読み易いと思うんです。その子は自分が興味のある事柄について書いている人のブログなどはよく読んでいるので、ちょうど携帯小説は横書きだし、1画面の文字数も然程多くなく改行もわりとされている作品が多いですしね。携帯小説の中からその子好みのジャンルの作品を選んで読んでもらってみました。すすめてから一週間経つんですが、まだハマるとまではいかないけど比較的読み易いから続いているとの報告を受けました(*^^*)作品は兎も角、携帯小説は正解だったようです。ちょっと安心しました☆

書いてみてわかる凄さ

昔から小説が好きで、一度自分で書いてみようかなって思った事があります。わくわくしながら原稿用紙と小説用のペンを用意していざ机に向かってみるも、書き出しが難しいんですよね。ある程度の内容は頭に浮かんでいても、一番最初の文章が思いつかず、原稿用紙の前で悩んでそのまま書けない日もありました。それでも何とか書き始めて、原稿用紙もわりと枚数がいった頃、今度はどこでどんな風に終わらせればいいのか迷子になってしまって、結局完結しないまま、いつの間にか書いていた事すら忘れ去られた迷作があったのを思い出しました。だから余計にこうやって小説を最後まで書いて本にまでなっている人達を尊敬します(笑)自分がやってみたいとは思っていたけれど、文才も無いしそこまでの創造力も無いからこそ、人の作品を読むということにこれだけハマれるのかもしれません。すごいな~なんて思いながら読んだり、作品の世界に惹き込まれていったり色んな楽しみ方があるんですよね。読み終わった後、自分だったらこういうラストがいいな~とか想像するのも楽しいですし(*^^*)文章の書き方ひとつとっても、読み易かったり、いまいち世界に入りこめない書き方だったり色々あるので、自分にとってツボな文章を書く作家さんを探すのも楽しみ方のひとつな気がします。