大空から見る私達

鳥のように空を飛べたらいいなと子どものころ良く願っていました。夢で見る空を飛ぶ夢を見ると起きるとなんだかもったいない気がしてしまうほどでした。それでも嬉しい気持ちになり、その日は一日うきうき気分で過ごせた事を覚えています。今は大人になって、そんな事は夢物語だとわかっていますが、子供の頃はいつか人間も鳥のように空を飛べる事が出来るようになると信じていました。近い将来でなくても遠い未来に、いつか技術や方法が見つかって自由に空を飛べる事が出来たらいいなと今でも思います。なのでファンタジー小説を読むのが大好きです。ペガサスに憧れ、背中に乗って空を飛んでいる夢を何度も見た事があります。空を飛べる機械とか、近い将来は無理でも遠い未来に、今の世界の科学発展なんかを考えるとそんな物がいつかは出来るんじゃないでしょうか。近いものでは熱気球とかハンググライダーがありますよね。スカイダイビングは落ちていくのがメインなのでちょっと違うと思うんですよね。大空から眺める景色は心を大きく豊かにしてくれます。そして自分がいかに小さいかも教えてくれます。世界感、人生観を変えてくれる大空は、いつまでたっても憧れの場所であり続けそうです。

芯の強い素晴らしい人

周りのみんなと違う道を選ぶのは、結構大変なことです。社会人になってまた学校に通ってみるとか、変わった仕事をしてみるとか、ごく一般的に考えられる生活とは違う人生を歩んでいる人はすごいなと思います。周りからの反対もあったでしょう。親からの心配もあったことでしょう。結婚してれば相手から止められることもあるでしょう。それでも自分の進みたい道が正しい、どうしてもやり遂げたいと強く思う想いはとても素晴らしい物です。古くからの友人で、一般企業に就職して数年になる人がいます。彼女は私より数個年上で、とても凛とした女性です。彼女は昔看護師になりたかったけど、学校に受からず一般進学を余儀なくされました。その後もどうしてもその夢があきらめきれず、看護師になるために本をたくさん借りてきては自己学習を進めてきていました。でもやはり学校に通うのが常。一念発起して会社を辞め看護学校に行くことを決めました。社会人になってから改めて学校に行くとなると、若い人たちの中で少し浮いてしまうと言っていましたが、それもわずかな期間だと思えば、それで夢が叶うのだと思えばたいした事は無いと言っていました。そうやって思いを貫く彼女を見て、私も私なりに頑張っていこうと思わされる毎日です。