電車のアナウンス

何気に乗ってる電車だけど、時にはそのアナウンスに思わず真剣に耳を傾けてしまうことがあります。その時代、時代に即したアナウンスをしてるから、そんなことまで言うんだって驚くやら感心するやらってことも多いんです。年々海外からの旅行者が増えているから、日本語だけでなく英語でもアナウンスするようになって、路線によっては中国語、韓国語でも放送されています。駅では歩きスマホを止めるように喚起していますしね。車内ではイヤホンからの音漏れに気を付けるように、や、リュックを背負ったままで乗らないように、や、他にも色々注意事項はあります。でも、先日、座って小説の続きを読んでいたのに、思わず本から顔を上げて耳を傾けてしまいました。だって、そのアナウンスは何かを禁止したり注意したりする内容ではなかったんですもの。「お年寄りや体の不自由な方を見かけたら、席が空いていますよ、や、何かお手伝いしましょうか、などのお声がけをお願いします」というものだったんです。無関心でいないようにと促す内容だったんです。もちろん、むやみに声を掛ける必要はないと思うけど、少し関心を持って気を付けて見守ってあげることは大事なことですよね。助け合う気持ちを常に持つことは必要です。珍しい車内アナウンスだって思ったけど、温かくて素敵だなって思いました。

可愛いの表現

この前、雑誌で『キュートな子猫たち』という記事を見かけました。それはそれは愛くるしい子猫のオンパレードでした。まさに『キュート』という言葉がピッタリです。ホント、それだけでも癒されるなって思います。
日本語の『可愛い』を表す『キュート』という言葉だけど、以前に読んだ本には、ネイティブはシチュエーションによって使い分けているということが書かれていました。それは男性から女性に向けての場合や女性から男性に向けてや男女関係なく使う場合など様々です。『プリティ』や『ビューティフル』も含まれていたけど、やっぱり『チャーミング』という言葉は素敵ですよね。日本語だと『魅力的』という意味ですものね。なんか外見だけでなく、内面から出て来る可愛さも表現されているんだと思えます。そして、日本ではあまり聞きなれないけど、私のお気に入りは『スウィート』とか『スウィーティ』という言葉です。単に可愛いんじゃなくて、愛情たっぷりな表現だって感じるんです。だから、これからはぜひ使ってみたいです。
でも、今は『KAWAII』 が世界共通語になっているとも聞いたことがあります。アメリカやイギリスでは『KAWAII』 という名前のついたショップが大人気なんだという記事も見かけたことがあります。それはちょっと嬉しくて誇れることですよね。
今度、外国人の可愛い女の子がいたら『KAWAII』って言ってみようかな。

ビジュアル系ロック

今までどちらかというと心に沁み渡るような、清涼飲料水をイメージするような音楽が好きでした。車に乗っているときには、ラジオから流れてくるそんな曲に心が澄みきっていくのを感じながら運転するのが大好きです。
でも、今はちょっと違います。先日、ある人のインタビュー記事を読んで凄く興味を持ったんです。その人はビジュアル系ロックグループのシンガーだから、今まで私にはほとんど縁がなかった音楽です。もちろん、有名だからその人の名前や少しの楽曲は知っています。けど興味がないと、知ってはいても自分の生活とは全く関係なく過ぎて行くものなんですよね。だから、全く未知の世界だと言うことができます。彼が今までの経歴や音楽に対する考えについて飾らずに話しているところがとても好感が持てました。なんとなくミステリアスな雰囲気で、今までプライベートはあまり公開していないようです。でも、インタビューの中に垣間見ることができる可愛いらしさみたいなものもあって、私の心の中に完全に入り込んできました。だから、彼の歌声を聴きたいと思って、初めてそのグループの音楽を聴いてみたんです。そしたら、もう素晴らしいのなんのって、言葉では言い表せないくらいです。圧倒的な歌唱力とオーラで、完全に魅了されました。友人に話したら、「なんで急にビジュアル系?」って言われてしまいましたけど。でも、ビジュアル系だとかビジュアル系でないとか、そんなことは関係ないんです。しばらくはどっぷりハマっていると思います、私。