いつか読んだ本に世の中には自分とそっくりな人がいると書いてありました。自分の分身とも呼びたくなるようなそっくりな人に遭遇することをドイツ語で『ドッペルゲンガー』と言うんだそうです。日本語では『他人のそら似』と訳されていましたけど、若干雰囲気が違う気がします。けど、本当に自分と瓜二つの人なんているのかな。もし、いたとして、その二人が偶然に出会うということ。そんな体験は、それこそとんでもなく少ない確率なんだと思います。
実は先日、イギリスで起きた『ドッペルゲンガー』体験の記事を読んだんです。ロンドンからアイルランドへの飛行機で隣同士になったふたりの男性のお話です。その二人は髪の色、歯並び、服の色、髪型、ひげの伸ばし方など、何から何までそっくりだったんだそうです。あまりのそっくりぶりに機内は笑いと興奮に包まれたと書いてありました。さらに、アイルランドで予約していたホテルまで同じだったんですって。これはもう偶然なんていう言葉では表されないですよね。双子が離れていてもお互いのことがわかったり、好みが似ていたりするのは耳にしたことがあります。それだって不思議だけど、遺伝子からくる何かが原因なんですよね、その場合。けど、他人ですよ。神秘的です。まだまだ科学では解明できないことって沢山あります。
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入社試験いろいろ
最近の企業は、ありきたりでなく他とは異なった独特の入社試験を実施しているところもあると聞いたことがあります。それによって人物の柔軟性や発想力などを見るようなんです。私が以前何かの記事で読んだ時には、応募するときに写真だけでなく動画を撮影して送るといったものやツイッターのフォロワー数が何人以上という条件がある会社などがありました。また、インターンシップで有利になるとか、もしくは、インターンシップでのみ採用する、などもあるんです。それに、イマドキだなって思うのは、ブログ執筆に関する条件などです。特にIT関連やベンチャー企業に多いみたいです。
でも、「へぇ」って感心してしまったのが、あ、これ、実は小説の中のお話なので、現実にはあるのかどうかわからないんですけど、「いかにも」といった感じでありそうです。主人公が「こんな入社試験なんて……」と言っていた試験があります。それは、歌の1番の歌詞が書いてあって、その続き、「2番の歌詞を自由に書きなさい」という問題だったんですって。そして、もう一つは、問題用紙に文章が書いてあって、それが『起承転結』の『起』の部分で、「その続きの『承転結』を考えて書きなさい」というものだったんだそうです。ユニークですよね。けど、得手不得手に関わらず、その人の人間性が分かる気がしますよね。まぁ、あくまで小説ですけど。