アメリカの食事

アメリカの肥満に関する本を読みました。
アメリカは世界で一番肥満が多い国として知られています。
アメリカは成人の肥満率が40%だそうです。肥満気味の人も多く、普通体型の人は三人に一人しかいないんだとか。
ちなみに日本の肥満率は3.9%だそうで、この数字から見てもアメリカの肥満人口はかなり深刻なことが伺えます。
ではなぜアメリカに肥満が多いかというと、やはり大部分は食事の問題だと思います。
アメリカンサイズなんて言葉があるように、日本と比べてとにかく食事のサイズ感が大きいです。そのうえ、高脂質、高糖質、高カロリー、高塩分ときています。
このようなものばかり食べていて、普通体型を維持するほうが難しいのではないでしょうか。
もっと健康的なものを食べればいいのにと思いますが、アメリカでは健康的な食材は価格が高く、ジャンクフードがかなり安いという傾向にあります。なので貧困層ほど肥満率が高いのだとか。
自炊するより外食のほうが安いとなると、この問題を解決するのはなかなかむずかしそうですね。
あと怖いなと思ったのが、アメリカの食品会社は子供をターゲットにしたマーケティングを強化しているということです。
子供の頃から高カロリーで味の濃いジャンクフードになれさせておけば、その味から離れるのは難しくなりますし、長い未来の顧客なりますからね。
アメリカのハンバーガーとかの映像を見るとたまにああいうのを食べてみたいなと思ったりもしますが、ずっとはさすがにつらそうです。
やっぱり和食が一番です。日本の生まれてよかったです。