今は情報端末がどんどん進化しているから、その処理能力は高くなるばかりです。それなのに、以前より忙しいと感じている人が多いんだそうです。先日読んだ記事によると、実際には30年前よりは労働時間は短くなっていて、休日は多くなっているんだそうです。でも、多忙だと感じている人は増加しているんです。それは、スマホなどの情報端末が普及したせいで仕事に関する連絡はいつでも可能になって、つまり仕事から離れられなくなったからなのかもしれません。けど、その反面、多忙だと感じている人の方が仕事をこなすのが早く、良い結果をもたらすと指摘されているんだそうです。そうでない人は時間があるばかりに、効率を考えたり時間の短縮を考えたりしないから良い結果を出せないのかもしれません。なかでも、忙しい高齢者は頭脳明晰だと言われています。老齢期であっても活躍している人は、常に脳に刺激があり、それが健康に繋がっているんでしょうね。それは実際に活躍している高齢者は認知機能を保っているという研究結果が報告されているんです。ただ、強制されたスケジュールでの多忙ではその効果は見られないそうです。ストレスに感じるような状態では脳は健康的には働かないということです。自らイキイキと頭を使って仕事をこなしている人であるならば、時間的には余裕がないところに仕事を頼まれたとしても、良い結果を導き出せるんでしょうね、きっと。